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2004年5月30日 (日)

『とるにたらないものもの』江國香織

4087746569.09.jpg江國香織 (著)
とるにたらないものもの

を読みました。

身の回りの「もの」に関することについて、江國さんの思い入れや記憶を綴るエッセイ集。


私は江國さんとはほぼ同い年なので、彼女の記憶と自分のとが重なる部分が多く、懐かしさを感じたり、共感したりしながら読みました。
自分が感じていても言葉にできなかった思いが的確に表現されていて、「そうそう、そういうことなんだよね」と、うなずく場面が多かったです。
戸棚の奥にしまわれていたお花の形のお砂糖や、お誕生日ケーキのバラのデコレーションなど、すっかり忘れていた子供の頃のことを思い出し、キュンとしました。

それぞれの「もの」については3ページに簡潔にまとまっているので、とても読みやすいです。
身近にあるなんてことはない「もの」にも、ひとそれぞれ、さまざまな記憶がひそんでいるんだなぁ、としみじみ思いました。

布団の中で読むと、心地よく幸せに眠りにつけそうです。

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