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2004年6月14日 (月)

『月の影 影の海』小野不由美

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小野不由美(著)
 『月の影 影の海〈上〉
 『月の影 影の海〈下〉

十二国記シリーズの第1作。
平凡な女子高校生の陽子は、突然、異世界へと連れて行かれる。
一人ぼっちになってたどり着いた異国では、妖魔に襲われ、人々にも追われることになる。それでも、もとの世界へ戻りたいという強い思いで、必死に生き抜こうとする陽子を待っていた運命は…。

ある日突然、平凡な女子高生のもとに使いの者がやって来て、異世界へと連れて行かれる…。
というのは、少女ものファンタジーにありがちなストーリーのようですが、全く違います!
守ってくれる美形のナイトは登場しないし、胸キュンなシーンもありません。
陽子はたった一人で妖魔と戦い、異国の人々には追われるは、裏切られるはで、心身共にボロボロに。
心をゆるした人に裏切られ、誰も信じられなくなった陽子の心がすさんで行く様子は、読んでいて胸が痛くなるほどです。
こんなどん底状態から、再び人を信じる心を取り戻し、強くたくましく成長していく陽子。
この陽子の心の成長物語に、共感したり励まされたりする人は多いのではないでしょうか。

十二国記シリーズのことは知っていましたが、ジュニア向け小説でしょ…ファンタジーだし…と、今まで敬遠していたのですよ。ゴメンナサイ。
オバサンの私が読んでも、十分に面白かったです。
ただ、中高校生時代に読んだとしたら、もっと主人公に共感したり、感動したりしたと思います。

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