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2004年9月29日 (水)

『犯人に告ぐ』雫井脩介

4575234990.jpg犯人に告ぐ
雫井 脩介 (著)

-----[ あらすじ ]-----
少年を狙った連続児童殺人事件が発生。難航する捜査を打開すべく、警察はTVのニュース番組を使った公開捜査を開始した。警察内の不協和音、メディアの視聴率争い、世間の批判のなか、TV番組で犯人に呼びかける巻島刑事。犯人はおびき出されるのか…。
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ページを繰る手が止まらず、いっきに読みました。
犯人との攻防だけではなく、警察内部での裏切り者の存在(こいつがマジでむかつく~!)や、メディア間での足の引っ張り合いなど、緊迫の展開にぐいぐいと引き込まれました。

作品の舞台となっているのが、現在、私が住んでいる横浜で親近感がわきました。特に、連続殺人の現場がわが家の周辺地域なので、ものすごくリアリティを感じました。住宅街のはずれにある竹薮や雑木林など、フィクションなのに、あそこでは?と場所が目に浮かぶほどでした。この地域の特徴をよくつかんでいるな、と感心しました。

後半の展開など、多少、物足りなさを感じる点もありますが、サスペンスフルで面白かったです。

以下、ネタバレあり!!

「劇場型捜査」ということで、もっと犯人との緊迫したやり取りを期待していたのですが…。
巻島刑事と犯人の直接対決もなく、ただTVでの呼びかけと手紙だけだったのが、ちょっと拍子抜け。
それと、「ワシ」にしろ「バッドマン」にしろ、犯人の存在感が薄くて、なんだか物足りなかったですね。
むしろ、警察側の植草や小川の方が印象に残りました。
警察小説だからなのかな?

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コメント

はじめまして。ココログの検索からやってきました。
読書傾向にかぶっている部分が有り、
嬉しくなってTBさせていただきました。
警察関も報道関係者も、気を許せないシビアな関係ですね。裏切り者が何人もいて怖いです…。
帯についている伊坂さんの「一気読み!」という推薦文が、言い得て妙な本でした。

投稿: suminiya | 2004年10月31日 (日) 03:36

suminiyaさん、こんにちは♪
まさに「一気読み!」の本ですよね。
読み始めると止められな~い(笑)。
警察の内部事情だけじゃなく、マスコミの視聴率合戦が絡んできたりして、面白かったです。

投稿: Mana | 2004年11月 1日 (月) 13:10

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連続自動殺人事件に対する警察の試み、劇場型捜査。 一度一線からの退場を余儀なくさ [続きを読む]

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