« 究極ラーメン「横濱家」 | トップページ | 「プルマン・ベーカリー」のパン »

2004年9月20日 (月)

『螢』麻耶雄嵩

024737180000.jpg
麻耶 雄嵩 (著)

-----[ あらすじ ]-----
大学のオカルトスポット探検サークルのメンバーはOBの所有する「ファイアフライ館」へ蛍見物をかねた夏合宿に出かける。そこは、10年前に凄惨な大量殺人が行われた現場なのであった。山中にある館は大雨によって孤立。そして第一の殺人が起こり…。
-------------------

本格ミステリーの面白さを満喫した一冊でした。

読み終わるとすぐに最初のページに戻って「登場人物表」をじっくり確認。そして再読開始。やはり伏線はちゃんとはられていますね…。わ~、ここまで違和感を感じていたのに、なんで気が付かなかったかなぁ~。いやいや、実に緻密に計算されていますね。

ミステリーを読みなれている人なら、メイントリックのひとつは、多分、比較的早い段階で気が付くのではないかと思います。私も途中で気が付きました。が、この作品の凄さはこれからなのです。メイントリックが明らかになった後にくる、もうひとつのサプライズ! いやいや、これには驚きました! !今年読んだミステリーの中で一番驚いたかもしれません。あまりに斬新なトリックで、私自身がどこかで大きな読み間違いをしているのではないか、と思ったほどせう。いやいや、こういう手もあるんですね~。

麻耶雄嵩さんにしては(?!)直球勝負のミステリーのようですが、最後までなんとも思わせぶり。やはり、一筋縄ではいかないですね。エピローグの解釈を含め、『螢』の本を片手に語り合いたいたくなる作品でした。

|

« 究極ラーメン「横濱家」 | トップページ | 「プルマン・ベーカリー」のパン »

コメント

おはようござます。

エピローグは意味深ですよね。いったい誰が…と考えると夜も眠れません(笑)。
こういった思わせぶりは、やはり麻耶流なんでしょうかね。

投稿: 雷蔵 | 2004年9月20日 (月) 11:38

雷蔵さん、こんにちは♪

そうなんですよ。
誰が…?人数が…??女性は…??!
と考え出すと、ものすごく気になりますよね。
再読しても、私には全く分かりませんでした。
みなさんの推理を聞きたいですね~。
一筋縄ではいかないとことが麻耶さんの魅力なのかもしれませんね。

投稿: Mana | 2004年9月21日 (火) 09:17

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29403/1477997

この記事へのトラックバック一覧です: 『螢』麻耶雄嵩:

« 究極ラーメン「横濱家」 | トップページ | 「プルマン・ベーカリー」のパン »