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2004年11月 8日 (月)

『星の牢獄』谺健二

4562037326.jpg星の牢獄
谺 健二 (著)

-----[ あらすじ ]-----
惑星バ・スウから地球へやってきたイレム・ロウは、不可解な殺人事件に巻き込まれる。自分への容疑をはらすために、佳織とともに天文台「星林館」での流星観測会に参加したが、ここでも異様な連続殺人が発生し…。
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いきなり、出だしからSFだったので、びっくり。
谺健二さんといえば、実際に起きた事件を題材にし、社会派と本格の融合を試みた、どちらかというと重くて暗めの作風のかたというイメージがあったものですから。この作品は、今までとは違うテイストで、読みやすかったです。

舞台は現在の神戸なのですが、主人公であり探偵役は、異星人のイレム・ロウです。そして、コンピュータ・システムの障害で天文台に閉じ込められ、そこで不可能犯罪が連続して発生するという、本格ミステリーでもあります。

探偵役のイレムは、テレポートやリーディング(心の中を読み取る)などの特殊能力を使って謎を解いていくのですが…。う~ん、そうきたかぁ~。伏線は十分にはられているので、何かあるな、と途中から思っていたのですが、こうくるとは思わなかった! なるほどねぇ~~。まさに、世界の崩壊と再構築、です。

しかし、なんだかモヤモヤを残したまま話が終わってしまったのです。それじゃあ、あの部分はどう説明するのよ?と疑問が残るのですよ。全てを説明しきれていないように思うのですが…。エピローグも、あえて、ああしたとは思うのですが、なんだかなぁ~、という感想が残ってしまいました。終盤のまとめ方が、いまいっぽ甘かったように思いました。

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コメント

こんばんは。
この作品はまさに「う~ん、そうきたかぁ~」ですよね。
感想はこの一言で足りそうです(笑)
最後のまとめ方がイマイチだと思ってる人は多いみたいですよ。
私としては、この手の作品、もっと書いて欲しいですね。

投稿: おとぎ | 2004年11月 8日 (月) 22:01

おとぎさん、こんにちは♪
いろいろと不満な点はあるのですが、このメイン・トリックが読めただけで大満足でした。
使い古された感のあるネタですが、こう使うとは!
谺さんの今後の作品がどんなテイストでくるのか、楽しみですね。

投稿: Mana | 2004年11月 9日 (火) 09:44

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