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2004年12月 3日 (金)

『熊の場所』舞城王太郎

4062113953.jpg熊の場所
舞城 王太郎 (著)

収録作品
 『熊の場所』
 『バット男』
 『ピコーン!』


メフィスト賞を受賞しミステリでデビューした舞城王太郎が、純文学へ進出し始めたのが表題作の「熊の場所」。
<ミステリ>だとうと<純文学>だろうと、ジャンル分けはどうでもいいんですけどね、内容がよければ。
ただ、純文学ということで何か変わったかなぁ、と思ったのですが、3作品ともに、一人称口語体で句読点すっとばしの舞城節は、健在でした。
バイオレンスもセックスもあり、ちゃんと(?)殺人事件も起こります。

『熊の場所』では、猫殺しをしているクラスメイトを恐れながらも強く引かれていく少年の気持ち。
『バット男』では、男女の愛に対する思いの違いと、自分より弱いものにあたってしまう人間の弱さ。
『ピコーン!』では女性の強さと前向きさ。
が、それぞれ印象に残りました。

『ピコーン!』は、学校へも行かずに渋谷で遊んでる女の子たちに読んでもらいたいですね。
放送禁止用語満載だけど。

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