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2004年12月 7日 (火)

『キマイラの新しい城』殊能将之

4061823914.jpgキマイラの新しい城
殊能 将之 (著)

-----[ あらすじ ]-----
フランスの古城・シメール城を移築して作られたテーマパークの社長・江里が、古城の領主・エドガーの霊に取り憑かれた!? 探偵・石動戯作は750年前に起きたエドガー殺害の謎を解く依頼を受けたのだが…。
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本格ミステリとしては微妙な感じですけど、面白かったです。

江里社長に取り憑いた騎士の亡霊・エドガーが、750年前に起きた自分が害された事件を解決してほしい、と依頼するという設定自体がとてもユニーク。
亡霊のエドガーがけっこうイイヤツで、この中世の騎士の視点で語られる現代というのが、とても楽しめるし、笑えます。
例えば、タイカレーは”地獄の泥”なのですから!
タイムスリップしたわけじゃないのに、中世の騎士が現代の日本に現れるという仕掛けとして、霊が取り憑く、とは面白いな、と思いました。
そんなアホなことあるわけないじゃん、という設定ですが、不自然さは感じなかったですね。
殊能将之なら許せちゃう、ていうものありますが(笑)。

「参考・引用文献」がズラーッと並んでいるのですが、その中に興味をそそられる本が沢山ありました。
マイクル・ムアコックの本は1冊も読んだことがなかったので、もし読んでいたらもっと楽しめたのでは、と思い、ちょっと残念。

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» 殊能将之「キマイラの新しい城」 [フォーチュンな日々]
本日ご紹介するミステリーは、殊能将之さんの「キマイラの新しい城」です。殊能さんは第13回メフィスト賞受賞者です。1作目の「ハサミ男」は評価が高いです(わたしは合わなかったですが)。作品ごとに雰囲気が変わる作家さんです。ミステリーですが、ファンタジー要�... [続きを読む]

受信: 2005年11月10日 (木) 00:05

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