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2005年3月10日 (木)

『フリッカー式』佐藤友哉

4061821962フリッカー式
佐藤 友哉 (著)
講談社・2001/07

-----[ あらすじ ]-----
鏡公彦の仲が良かった妹が自殺した。公彦の家を突然訪ねてきた男は、妹の自殺の原因となった出来事が映っているビデオを持っていて…。
一方、公彦の友人・明日美は、連続殺人犯・突き刺しジャックと視覚が接続し殺人現場を見てしまうという現象に怯えていた…。
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第21回メフィスト賞を受賞した佐藤友哉のデビュー作。

この作品の評判はいろいろと耳にしていたので(壊れ系とかエロゲーっぽいとか…)、かなり構えて読み始めたのですが、意外にもすんなり読めてしまいました。
作品内のいたる所に散りばめられたオタク的な引用部分は知らないことも多かったけれど、だからと云ってついて行けないということは全くなく、なかなか面白く読めました。
どこが面白かったか、は上手くいえないのですが…。
強いていえば、登場人物もストーリーもその壊れ具合がよかった、ということでしょうか。
特に、普通の大学生だった(のように見えた)主人公が壊れていく様はなかなか上手く描けていると思いました。

どこかで聞いたようなネタ満載なうえに、かなりご都合主義的な展開で進むのに、読んでいる途中ではさほど気にもならず、驚愕の(?)結末も、そう来たか~、と楽しくなったり。
どうやら、私とはかなり相性がよかったようです。

この作品は「鏡家サーガ」と呼ばれているシリーズの第一作目。
「鏡家サーガ」、読んでみようと思います。

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コメント

はじめまして。(^^)
本好きPEOPLEの『フリッカー式』のタイトルから思わず飛んできました。
私も鏡家サーガ大好きで、何故か相性が良いんですよ。
文章が私には読み易くて、あっという間に読み終わってしまいます。
最新刊の『鏡姉妹の飛ぶ教室』も面白いんですが、ミステリ的には『水没ピアノ』が良かったですねー。まぁ全部好きなんですけど(笑)。

投稿: カナ | 2005年3月10日 (木) 19:23

カナさん、こんにちは♪
はじめましてー(^O^)
ユヤタン(=佐藤友哉)の作品、前評判を聞いて敬遠していたんですけど、読んでみてビックリ、不思議とスッと入り込めました。
やっぱり、相性ってあるんだなぁ~、と思いました。
鏡家サーガ、順番に読んでみようと思ってます。

投稿: Mana | 2005年3月10日 (木) 22:23

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