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2005年11月30日 (水)

『扉は閉ざされたまま』石持浅海

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扉は閉ざされたまま
石持 浅海 (著)
祥伝社 (2005/05)

-----[ あらすじ ]-----
成城の高級ペンションで大学の同窓会が開かれた。参加者は軽音楽部で特に仲が良かった7人の男女。その当日、客室で、伏見は事故を装って後輩の新山を殺害する。伏見の計画は成功するのか?
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う~ん、微妙だ。

着眼点は新しいし舞台設定もロジックもよく練られていて、素晴らしい。
登場人物が犯人・伏見の思い通りに行動しすぎるのでは?と思われる箇所があり、それだけがちょっと引っかかったかな。
でも、とてもよく考えられた作品だと思う。

しかし、読んでいる間中、違和感が離れなかった。
登場人物の行動が、あまりに一般常識や感情からかけ離れてるように思う。
単純にパズルとして楽しめばいいのかもしれないが、舞台設定が非常に現実的なので、そう割り切ることは私には難しかった。

犯人・伏見にも探偵役・優佳にも全く魅力を感じることが出来ないうえ、登場人物たちの会話も寒いし、最後の方の優佳の行動に至っては「はぁ???」という感じ。

結局、最後まで作品に入り込むことができなかった。

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2005年11月29日 (火)

『女王様と私』歌野晶午

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女王様と私
歌野 晶午 (著)
角川書店 (2005/08/31)

-----[ あらすじ ]-----
真藤数馬はオタクで引きこもりでロリコンなニート。
妹の絵夢とデートした先で「女王様」に出会い、彼に新しい世界が開けてゆく…。
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SM小説のような題名ですが、違います(笑)。

主人公の数馬は、引きこもりでオタクでロリコンなニート。
これが実に情けない男で、それに対し、女王様の言い分には妙に説得力があり、ついうなずいてしまった。
数馬が女王様に翻弄される前半は、見事な女王様っぷりに関心したり、散りばめられたサプライズに驚いたりで、楽しく読んだ。

ミステリ的には、「それってあり?!」と叫ぶオチだとは思うが、私はありだと思う。
だから、最後の結末で背筋が寒くなる、のではないか。
このオチに行きつく思考回路の人間だからこそ、この結末か、と。

実はこのオチ、私は最初から気がつきました。
ミステリ好きなので、すみずみまで目を配って読むクセがついてるもので(笑)。

仕掛け的には賛否両論かもしれないが、細かい伏線や映像化不能なサプライズもあり、よく作りこまれた作品だと思う。
ただ、2章の最後の方は力技でまとめてしまった感がして、残念。

ある意味、表紙の裏側が一番面白かったかも(笑)。
でも、本編を読む前に見るのは禁止ですよ!!

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2005年11月28日 (月)

心機一転?!

blogの更新をサボり続け、気がつけば半年以上…
いやいや、月日の経つのははやいものですね。

って、違いますね…(汗)

放置している間に、ここを覗きに来て下さったみなさま、そしてコメントやTBを下さったみなさま、ホントに申し訳ありませんでしたっ!!!

年の変わらぬうちに復活するぞ!
と、ますはデザインを変えてみました。
心機一転です(笑)
プロフィールも更新しました。
内容がかなり古くなっていたのでね。

本は、相変わらずミステリ中心に月に5~10冊ほど読んでいるので、読書感想からぼちぼち再開したいなぁ~、と思っております。
ちなみに、今読んでいるのは麻耶雄嵩「鴉」。
ユニークな設定で、面白いですね。
麻耶雄嵩のことですから、絶対最後に「ええっ?!」と驚かせてくれるハズなので、わくわくしながら読んでます。

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