« 『女王様と私』歌野晶午 | トップページ | 『インディゴの夜』加藤実秋 »

2005年11月30日 (水)

『扉は閉ざされたまま』石持浅海

4396207972
扉は閉ざされたまま
石持 浅海 (著)
祥伝社 (2005/05)

-----[ あらすじ ]-----
成城の高級ペンションで大学の同窓会が開かれた。参加者は軽音楽部で特に仲が良かった7人の男女。その当日、客室で、伏見は事故を装って後輩の新山を殺害する。伏見の計画は成功するのか?
-------------------

う~ん、微妙だ。

着眼点は新しいし舞台設定もロジックもよく練られていて、素晴らしい。
登場人物が犯人・伏見の思い通りに行動しすぎるのでは?と思われる箇所があり、それだけがちょっと引っかかったかな。
でも、とてもよく考えられた作品だと思う。

しかし、読んでいる間中、違和感が離れなかった。
登場人物の行動が、あまりに一般常識や感情からかけ離れてるように思う。
単純にパズルとして楽しめばいいのかもしれないが、舞台設定が非常に現実的なので、そう割り切ることは私には難しかった。

犯人・伏見にも探偵役・優佳にも全く魅力を感じることが出来ないうえ、登場人物たちの会話も寒いし、最後の方の優佳の行動に至っては「はぁ???」という感じ。

結局、最後まで作品に入り込むことができなかった。

|

« 『女王様と私』歌野晶午 | トップページ | 『インディゴの夜』加藤実秋 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29403/7378065

この記事へのトラックバック一覧です: 『扉は閉ざされたまま』石持浅海:

» 『扉は閉ざされたまま』読了。 [日々のちょろいも]
 石持浅海『扉は閉ざされたまま』読了。感想はこちら。これ、かなりの話題作のようなんだけれど、読んでみて納得。これは話題になりますな! だってホントに「扉は閉ざされたまま」なんだものー。ミステリとしてはある意味画期的だと思う。その発想だけでもう、読者はやら....... [続きを読む]

受信: 2005年11月30日 (水) 22:07

« 『女王様と私』歌野晶午 | トップページ | 『インディゴの夜』加藤実秋 »