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2005年12月 9日 (金)

『犬はどこだ』米澤穂信

4488017185
犬はどこだ
米澤 穂信 (著)
東京創元社 (2005/07/21)

-----[ あらすじ ]-----
不本意な理由で会社を辞めて故郷の八保市に戻ってきた紺屋長一郎は、犬捜しの調査事務所「紺屋S&R」を開く。しかし、舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の調査だった。紺屋は、押しかけ所員のハンペーこと半田平吉と共に調査を始める…。
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米澤さんというと高校生が主人公の学園ミステリの書き手というイメージだったが、今作品では年齢がぐぐっと上がり、主要登場人物はみな社会人だ。
主人公の探偵・紺屋は25歳。
本の表紙の裏には"青春私立探偵小説"と書いてあるが、25歳じゃ、青春じゃないよね?

紺屋の調べている失踪人捜しとハンペーの古文書解読が次第にリンクしていくのだが、この事を読者は気がつくものの登場人物は知らないので、非常にやきもきさせられる。
それにしても、古文書の内容がこんなところに影響していたなんて!
よく考えられているなぁ。

そして、最後の最後で「あぁ、だからこの題名なのね」、と納得。
上手い!!
でも、すごく怖いんですけど…

紺屋、ハンペー、そして紺屋の妹の梓の活躍をもっと読みたいので、続編希望です。

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