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2006年2月22日 (水)

『密室に向かって撃て!』東川篤哉

4334074901密室に向かって撃て!
東川 篤哉 (著)
光文社 (2002/10)

-----[ あらすじ ]-----
探偵の鵜飼は、十条寺食品社長・十条寺十三に孫娘さくらの婿養子候補3名の身辺調査を依頼される。報告書を渡すために弟子の戸村流平と共に十条寺家を訪れると、そこには花婿候補の3人も居合わせた。十三のもてなしに酔いつぶれていると、銃声がして…。
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架空の街・烏賊川市(いかがわし)を舞台に、探偵の鵜飼とその弟子・戸村流平、そして警察の砂川警部と志木刑事が事件の謎を解くシリーズの2作目。

登場人物のほぼ全員が天然ボケ。
まるでドタバタコメディを見ているようだ。
笑えるところもあるが、すべってる部分もけっこうあり、連発されるとゲンナリしてしまうことも。ちょっとやりすぎじゃない?
でもこのノリは好きなので、より一層ユーモアのセンスが磨かれることを期待。

ミステリとしては、いたってオーソドックスな印象。何人もが見ている中で殺人事件が発生するが犯人は消えてしまった…、というのがメインの謎。ありがちな状況ではあるのだが、拳銃の弾の数の不一致とからめ、なかなか楽しめた。

謎解きは、ロジカルだし伏線もきっちりはられている。お笑い満載の内容に反しとても正統派で、好感がもてた。しかし、真相に意外性や驚きはなく、やや物足りなかった。好みからいうと、もうちょっとひねりがあったほうがよかったかな。

笑いのツボがハマると、もの凄く楽しめそう。

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