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2006年8月24日 (木)

「落下する緑」田中啓文

4488012086落下する緑
田中 啓文 (著)
東京創元社 (2005/11/29)

-----[収録作品]-----
 ・落下する緑
 ・揺れる黄色
 ・反転する黒
 ・遊泳する青
 ・挑発する赤
 ・虚言するピンク
 ・砕けちる褐色
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テナーサックス奏者の永見緋太郎が探偵役を勤める「日常の謎」を扱った連作短篇集。
音楽も推理も天才肌で常識にとらわれない永見と、いつもその横でハラハラしている語り手の唐沢とのコンビがなんとも素敵。
ミステリ度は低めだけど、永見がひょうひょう事件を解き明かして、鼻持ちならないヤツラをやりこめるのは爽快だ。

探偵役も語り手もジャズメンなだけに、ジャスにまつわる話が大半をしめているのだけれど、そこがまたこの作品の魅力になっている。作者の文章力のおかげで、ジャスに関してはほとんど知識のない私でもすんなり読めたし、エキサイティングな演奏が聴こえてくるようでもあった。ライブハウスにジャズのセッションを聴きに行きたいな~と思ってしまった。

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