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2006年9月19日 (火)

かぼちゃのバター煮

3192普通の和風のかぼちゃの煮物って、案外、男性や子供には不人気じゃないですか?
これって、私の周りだけですかね。
我が家に限って言えば、かぼちゃは洋風に料理にした方が好評です。

かぼちゃとバターは相性抜群なのと、ちょっとおやつ風味になるせいか、和風のかぼちゃの煮物は一切食べない息子もこれならパクパク。

水分が出ないので、お弁当にもピッタリ。


--<材料メモ>--
かぼちゃ 約300g
水 100cc
バター 大さじ1/2~大さじ1
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみほど
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かぼちゃはラップに包んで5分ほど加熱してから切る。
材料を鍋に入れ煮汁がほぼなくなるまで煮る。
塩で味をととのえる。

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2006年9月18日 (月)

『ストロベリーナイト』誉田哲也

4334924867ストロベリーナイト
誉田 哲也(著)
光文社 (2006/2/22)

-----[ あらすじ ]-----
公園の植え込みで、青いビニールシートにくるまれた惨殺死体が発見される。
警視庁捜査一課殺人犯捜査係に所属する女性警部補・姫川玲子(29歳)が、謎の多い惨殺事件の真相に迫る。
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話が進むほどに、謎が謎を呼ぶ展開でページを繰る手が止まらなかった。
脇を固める登場人物もひとくせある人々がそろっていて、話を盛り上げる。

主人公は、ノンキャリアながら27歳で警部補に昇進し、警察庁の捜査一課殺人犯捜査第十係の主任である女性警部補・姫川玲子。
持ち前の勘のよさで事件に迫る姫川だが、肩書きを盾にしていたり、ひらめきに頼って突っ走ったりで、警察内にも反感を持つ者がいる。
その姫川が、自分のトラウマと対峙することで刑事としても人間的ににも成長していく様子はこの物語の重要部分になっているのだと思うが、これがどこかで見たようなありきたりな話になっているのが残念。
しかも、姫川にしても殺人犯にしても、心の傷をこの手のトラウマが原因だというのは、もういい加減飽き飽きだよ。何かもっと違うことを考えられないものか。

ミステリ的には、とにかく姫川のひらめきが凄すぎ。普通、ありえないでしょ!
でも、そのおかげでテンポよくストーリーが展開してるんだろうなー。
事件の犯人については、ひねりが足りない感じで、ミステリを読みなれている人は容易に真相にたどり着いてしまいそう。

充分に面白く一気に読んだのではあるが、読了後は若干の物足りなさを感じた。
次回作にさらなる飛躍を期待。

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2006年9月15日 (金)

いんげんとさつま揚げの煮物

3177いんげんを使った料理で真っ先に思い浮かぶのが、これ。
さつま揚げと一緒に煮るだけの、どうということのない料理なんだけど、くたくたに煮えたいんげんも甘辛く煮えたさつま揚げもしみじみ美味しい。

煮汁を半分ほど残してあっさり味にしてもいいし、汁気が少なくなるまで煮てしっかり味にするとご飯の友にピッタリ。

さつま揚げはお好みのもので。
煮物に入れるなら、私はニンジンとゴボウが入っている「野菜天」というのが好きです。


--<材料メモ>--
いんげん 15~20本 (3等分くらいに切る)
さつま揚げ 2枚 (食べやすい大きさに切る)
だし 1カップ
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
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材料をなべに入れ、沸騰したら弱火にしてふたをし、10分ほど煮る。
ふたを取り中火にして、煮汁が好みの量になるまで煮る。
煮汁を多めに残した場合は、火を止めてから、ふたをしたまま冷まして味をふくませる。

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2006年9月14日 (木)

『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件 』西尾維新

4087804399DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
西尾 維新 (著)
集英社 (2006/8/1)

-----[ あらすじ ]-----
大人気漫画「DEATH NOTE(デス ノート)」のノベライズ。
Lからの依頼を受け、FBI捜査官の南空ナオミは「ロサンゼルスBB連続殺人事件」の捜査を行うことになるのだが…。
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DEATH NOTE」を、あの西尾維新が小説化したというので、とても楽しみにしていたのだが、どうやら期待しすぎていたようだ。

デスノートというユニークな素材を西尾維新がどのように料理するのかワクワクしていたのに、デスノートがストーリーにからむことはなかったよ…。

主人公はFBI捜査官の南空ナオミ。Lの依頼を受け、不可解な連続殺人事件の捜査を行うのだが、キラ事件の起こる約2年前のロサンゼルスが舞台なので、デスノートどころか、ライトも死神も登場しない。
どちらかというとL派の私だけれど、これには拍子抜け。
世界観も雰囲気も漫画版と共通点を感じる部分はあまりなかったので、全く別物と思って読んだほうが楽しめたんだろうなー。
犯行の動機や、なぜ密室にしたのかなど、面白いと思う部分も確かにあったので、ノベライズと思わずに読んだとしたら違った感想になったかも。
でも、漫画版を知らないと全く意味が分からない部分もあるしなぁ…。

漫画版「DEATH NOTE」に特徴的な理屈っぽくて詳細な推理は健在なのだが、これを延々と小説でやられると読むのが辛かったし、小説のテンポを悪くしているようにも思った。

ノベライゼーションって難しいのね。というのが一番の感想かも。

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2006年9月12日 (火)

空芯菜のガーリック炒め

3169らでぃっしゅぼーやの宅配野菜セットのなかに、ごくごくまれに空芯菜が入っている。
空芯菜という野菜の存在は知っていたけれど、それまで一度も食べたことがなく、もちろん買ったこともなかった。
食べたことのない食材には手が伸びないタイプなんです、私。
なので、らでぃっしゅぼーやをやっていなかったら、一生、空芯菜を自分で買って料理することはなかったかもしれない。

調理方法が分からず、味の想像もつかないので、ネットで調べ作ったのが、この塩味のガーリック炒め。
中国や東南アジアではメジャーな料理なのだとか。

それ以来、簡単で美味しいので、空芯菜といえば、必ずこれを作っています。
一度、本場の味を食べてみたいなー。

--<材料メモ>--
・空芯菜 1束 (茎と葉を分け、ザク切り)
・にんにく 2片(スライス)
・ごま油
・塩、コショウ
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フライパンにごま油を熱し、ニンニクを入れ香りが出るまで炒め、最初に空芯菜の茎、次に葉を入れて炒め、塩・コショウで味付けする。

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2006年9月10日 (日)

『カーの復讐』二階堂黎人

406270577xカーの復讐
二階堂 黎人 (著)
喜国 雅彦 (絵)
講談社ミステリーランド (2005/11)

-----[ あらすじ ]-----
怪盗ルパン VS 古代エジプトの呪い。
フランスの新聞<<エコー・ド・フランス>>編集長のまたの姿は、怪盗アルセーヌ・ルパンなのであった。ルパンは、フランスに運ばれてきた古代エジプトの秘法<<ホルスの眼>>を狙っていた。ルパンの隠れ家へ、部下のマルコがベロニック婆さんからの手紙を持って現れる。エジプトの秘法を発掘したボーバン博士の家族に殺人鬼の魔手が迫っているというのだ…。
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あらすじなどの何の前提知識もなく読み始めたので、驚いた。
これってルパンの話だったのね!
題名にある"カー"から勝手にディクスン・カーを連想していたのだけど、全然違ったようだ…。
この作品では、ルパンが探偵役となり、密室殺人やミイラ男の謎に挑むのです。

小学生のころ、学校の図書室にあったルパンシリーズに夢中になった私なので、懐かしさを感じながら読んだ。
次々と起こるおどろおどろしい奇怪な出来事が、ちょっと古めかしい文体とあいまって、なかなかいい雰囲気をかもし出しているではないか。
だた、これが今の子供達にアピールするかといえば…どうなんだろう、とも思う。
やはり、古さを感じてしまうのではないか。
どちらかと言うと、私のように子供の頃にルパンを読んでいた大人の方が楽しめそうではある。
内容的には、何の心配もなく子供に読ませられるのだけど。

本書を読んで、懐かしのルパンシリーズをまた読んでみたくなった。
今度、図書館で借りてみようかな。
図書館にあることは知ってるのですよ。

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2006年9月 8日 (金)

なすのナムル

3170あっという間にできのに、いくらでも食べられそうなほど美味しい。
ナムルって韓国料理だけど、和食にも合うし、ご飯にもすすむし、酒の友にもピッタリ。

作り方は超簡単で、なすを電子レンジでチンして調味料であえるだけ。

--<材料メモ>--
・なす 2本
A ・すり白ごま 大さじ1/2
  ・しょう油 大さじ1/2
  ・ごま油 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1/2
  ・塩ひとつまみ
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なすをラップに包み電子レンジで3分(なすが大きい場合は長めに)加熱。
ラップの上から流水をジャーッとかけてあら熱をとりラップをはずす。
水っぽいと美味しくないので、クッキングペーパーで水気をふき取り、縦半分に切ってから1cmほどの斜め切りにする。
混ぜ合わせたAであえる。

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2006年9月 7日 (木)

『無痛』久坂部羊

4344011589無痛
久坂部 羊 (著)
幻冬舎 (2006/04)

-----[ あらすじ ]-----
医師・為頼は人の外見を見るだけで病気の症状と犯罪の兆候がわかる能力を持っている。為頼は、財布を拾ってもらったのをきっかけに臨床心理士の菜見子と知り合い、相談を受ける。菜見子が勤めている精神障害児童の施設に入所しているサトミという少女が、教師一家殺害事件は自分がやった、と告白したというのだ…。
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とにかく気分が悪くなる場面が多かった。

物語としては面白かったのだが、過剰にサディステックで、しかも描写が超リアル。
残虐なシーンやストーカー男の異常な行動をここまで詳細に書き込む必要があるのか、疑問を感じる。
生理的な嫌悪感を覚え、読むのが苦痛になることが何度かあった。
このような表現を好む人もいるのかな…。

主人公は医師の為頼。
外見を見るだけでその人の病状が分かってしまうという特殊能力を持っている、というユニークな設定。
その能力ゆえに、医療に対しては独自の考えを持っている。
全てに共感することは無いけれど、そうかもしれないな…と思う部分もあり、なかなか興味深かった。

作中には特定の病気や障害を持つ人が登場する。
多分に脚色されているのだとは思うが、だからこそ実際にその病気にかかっている人やその家族が読むと不愉快な気持ちになるのではないか。
物語のキーとなる人物については、あまりにデフォルメされていて、まるでX-メンなので、もうここまでくると現実感ゼロなんだけれども、でも、当事者はいい気持ちはしないと思う。

気分が悪くなると言いながらも、後半に向けスリリングな展開で一気に読ませるものはあった。
が、ミステリ的には、強引に収束させた感じで、やや拍子抜け。
どちらかというと、ホラーっぽかったな。

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2006年9月 5日 (火)

アボカドとトマトとしらすのサラダ

3146アドカドとトマトを切ってお皿に並べ、しらすをのせる。
ポン酢をかけて食べる。

たったこれだけ。
でも、美味しい。
こってりイメージのアボカドがさっぱりいただけます。

トマトはなくてもいいけれど、しらすは必須。
ジャコではなく、絶対にしらすで!

--<材料メモ>--
・アボカド1/2個
・トマト1個
・しらす
・ポン酢
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2006年9月 4日 (月)

『探偵伯爵と僕』森博嗣

4062705702探偵伯爵と僕
森 博嗣 (著)
山田 章博 (絵)
講談社ミステリーランド (2004/4/28)

-----[ あらすじ ]-----
夏休み前の7月、新太は公園で夏にもかかわらず真っ黒なスーツを着たアールと名乗る探偵伯爵と知り合いになった。お祭りの準備をしていると、白い服の女性に伯爵を見つけたら電話をかけてほしいと頼まれる。その女性は伯爵の秘書でチャフラスカというらしい。盆踊りの準備の夜から友だちのハリィが行方不明に。その数日後、新太と会う約束をしていたガマも行方不明になり…。
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なんとも理屈っぽいし、説教くささを感じる部分もある。
罪と罰についてのくだりなど、大学時代の刑法や刑事政策の授業を思い出してしまったよ。
だが、森さんが子供達に伝えたいこと考えて欲しいことはよく分かったように思う。
子供には難しそうな問題にも真正面から向き合う姿勢は好ましく感じた。

夏休みに巻き込まれた冒険小説として楽しく読むこともできるけど、読み進むにつれ私にはとてもリアルな話に思われた。
伯爵とチャフラスカさんの素性が分かるにつれ、物語はどんどん現実味を帯びてくるのだ。
と同時に、あーあれはこれの伏線だったのね、と納得する。
これは子供には分からないだろうなぁ~、というのはあるけれど。

S&Mシリーズの途中で挫折してから森作品はスルーしてきたのだが、また読んでみようかなと思った。

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新米

お米を買いに行ったら、新米が入荷していた。
季節は秋へと向かっているのね。
まだ昼間は暑いけど、朝晩はずい分と涼しくなってきたもんなぁ。
今年の夏は、いかにも夏らしいことを一切やってないので、このまま秋になってしまうと思うとちょっと心残りだ。

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2006年9月 1日 (金)

アボカドとえびのマヨネーズあえ

3152アボカドを使った料理の定番的存在。
素材の相性がいいせいか、切って混ぜるだけ&調味料の量が適当でも美味しくできる。
しかも、パンにもご飯にもお酒にも合うのがエライ。

私はこれにおしょう油をかけて食べるのが好きです。

--<材料メモ>--
・蒸しえび6尾
・アボカド1/2個
・ポッカレモン大さじ1/2
・マヨネーズ大さじ1/2~1
・塩
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9月1日

今日から子供の学校が始まったので、久しぶりにあわただしい朝を過ごし家事を片付けた後、コーヒーを淹れてまったりなごむ。
なんだか家の中が静かで、ちょっと寂しい。
夏休み中は、毎日何度も「うるさいっ!!!!!」って怒ってたのにね。

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