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2006年9月 4日 (月)

『探偵伯爵と僕』森博嗣

4062705702探偵伯爵と僕
森 博嗣 (著)
山田 章博 (絵)
講談社ミステリーランド (2004/4/28)

-----[ あらすじ ]-----
夏休み前の7月、新太は公園で夏にもかかわらず真っ黒なスーツを着たアールと名乗る探偵伯爵と知り合いになった。お祭りの準備をしていると、白い服の女性に伯爵を見つけたら電話をかけてほしいと頼まれる。その女性は伯爵の秘書でチャフラスカというらしい。盆踊りの準備の夜から友だちのハリィが行方不明に。その数日後、新太と会う約束をしていたガマも行方不明になり…。
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なんとも理屈っぽいし、説教くささを感じる部分もある。
罪と罰についてのくだりなど、大学時代の刑法や刑事政策の授業を思い出してしまったよ。
だが、森さんが子供達に伝えたいこと考えて欲しいことはよく分かったように思う。
子供には難しそうな問題にも真正面から向き合う姿勢は好ましく感じた。

夏休みに巻き込まれた冒険小説として楽しく読むこともできるけど、読み進むにつれ私にはとてもリアルな話に思われた。
伯爵とチャフラスカさんの素性が分かるにつれ、物語はどんどん現実味を帯びてくるのだ。
と同時に、あーあれはこれの伏線だったのね、と納得する。
これは子供には分からないだろうなぁ~、というのはあるけれど。

S&Mシリーズの途中で挫折してから森作品はスルーしてきたのだが、また読んでみようかなと思った。

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